月曜礼拝の法話『なんで、お月様は私たちについてくるの?』
2024.11.13
お空にお月様が見える時がありますね。満月の時なんて見つけた時にはその大きさや明るさにびっくりして、うれしくなったりしますよね。
ひとしきり眺めた後お月様に背を向けて歩いた時、振り返ったらやっぱりお月様が見えます。まるで私を追いかけて、私についてきているようです。
お月様の大きさって、みんなと同じくらい?それとも?
みんな、お月様のことをそこらの野花や庭の石と同じくらいと思っていませんか。近くの野花や庭の石ころは、私が少し歩いて行ったら見えなくなります。保育園や幼稚園も、おうちに帰れば見えなくなります。しかしお月様は違います。
お月様はとても大きいのです。どれくらい大きいかって、それはとても想像ができないくらい大きいです。だって私たちが今立っている地面、今住んでいる地球と比べてちょっと小さいなあというくらい大きいんですから。
そしてお月様はとても遠いところにあります。ちょっと触りに行ってみるよ、というような近くではありません。
☆実は私がお月様に見られている?
そんな大きくて遠いところにあるお月様なんですが、私たちについてくるように思えるくらい、私たちがどこまで行っても見えます。お月様から隠れるのは、外にいる時は簡単じゃないですよ。どこに移動してもお月様はついてくるんですから。
実は、私がお月様を見ているつもりで、実は私がお月様に見られているんじゃないでしょうか。いつも見られているのだから、私たちについてくるように思えるのかな。